ゴールドマン:加ドルとメキシコ・ペソの予想引き上げ-米成長理由に

ゴールドマン・サックス・グルー プは、カナダ・ドルとメキシコ・ペソの2011年末の相場水準について 予想を引き上げた。米経済成長の加速がカナダ、メキシコ両国に恩恵 をもたらす見込みであることを理由に挙げた。

ゴールドマンは11年の米経済成長率を3.4%と予想しており、こ れがカナダとメキシコの通貨上昇に寄与するという。両国にとって米 国は最大の貿易相手国。

トーマス・ストルパー氏(ロンドン在勤)率いる同社エコノミス トは顧客向けリポートで、年末のカナダ・ドル相場の水準を1米ドル =0.95カナダ・ドル、メキシコ・ペソは1米ドル=12.00ペソと予想 した。従来予想はカナダ・ドルがパリティー(等価)、ペソは12.30 ペソだった。

ストルパー氏は、「今回の上方修正は、米景気回復がカナダに及ぼ す波及効果を反映している」と説明。「メキシコ・ペソは、対米輸出の 改善と送金の増加で上昇するだろう」と指摘した。

同氏はまた、カナダ銀行(中央銀行)が11年10-12月に25ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げに踏み切ると予想。 これもカナダ・ドル高要因になるとの見方を示した。

一方、米ドルとユーロ、円の相場見通しは据え置いた。年末のユ ーロの対ドル相場は1ユーロ=1.50ドルとみている。

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