タカタ株3年ぶり高値、米自動車回復で恩恵-野村証強気に

自動車部品メーカーのタカタの株 価が大幅反発。北米向けの売上高比率が高く、北米市場の自動車生産の 回復の恩恵を受ける銘柄として買いが続いている。株価は前日比4.4% 高の2688円まで上昇し、2008年2月29日以来2年11カ月ぶりの高値 を付けた。

野村証券の山岡久紘アナリストは12日付のリポートで、「北米の 生産回復と新興国でのエアバッグ搭載率上昇を幅広く取り込み、増益が 続く企業として強気のスタンスで臨みたい」と述べ、投資判断を「2 (中立)」から「買い(1)」、目標株価を2450円から3350円に引き 上げた。

リポートによると、タカタの米国向け売上高比率は37%と、野村 証がカバーする部品メーカーの平均18%を上回る。そのうち4割は米 系完成車メーカーで、米市場回復の恩恵を幅広く享受可能という。欧州 向け売上高比率も26%と高く、なかでもドイツ向けが大きい。山岡氏 は「ドイツでは足元で生産台数が増加しており、短期業績は堅調である と見られる」という。

野村証では2012年3月期の連結営業利益予想を従来の327億円か ら346億円、13年3月期は同359億円から387億円に上方修正した。 11年3月期については、会社計画を35億円上回る285億円との予想を 維持した。

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