世銀:中国の今年の成長率8.7%に鈍化へ-資産価格の上昇抑制で

世界銀行は、中国の2011年の経 済成長率が8.7%になるとの予想を明らかにした。政府が資産価格 の上昇抑制に取り組んでいることから、前年の10%から鈍化すると 予測している。

世銀が12日公表した報告書によれば、中国の経済成長は「景気 刺激策の巻き戻し」や住宅など「過熱している業界への規制などの 影響で」減速する見通し。金融引き締め策が価格上昇の抑制につな がるという。世銀は12年については8.4%成長を予想している。

世銀はまた、中国当局が利上げを開始したのに加え、「資産価格 上昇や地方政府の財政悪化、銀行システムの不良債権積み上げを防 ぐ」措置を取る可能性があると指摘した。

世銀は東アジアと太平洋地域諸国で資産バブルが発生する恐れ を懸念。これらの地域の今年の成長率を8%とし、前年の9.3%を 下回ると予想した。12年は7.8%とみている。

インドネシアについては今年が6.2%、12年は6.5%成長にな るとの見通しを示した。昨年は5.9%。タイは今年が3.2%の予想。 昨年7.5%だった。

To contact the editor responsible for this story: Christopher Wellisz at cwellisz@bloomberg.net

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