米企業の社債保証コスト低下、欧州の危機対応強化の観測-CDS

12日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが2日続けて 低下した。欧州の当局者が域内の債務危機解決に向けた取り組みを強 化しつつあるとの見方が広がった。

デラウェア・インベストメンツ(フィラデルフィア州)のアセッ トマネジャー、デーモン・アンドレス氏は、「センチメントが変わって きている。欧州の状況と悪化している一部の国を食い止めようという 動きがさらに出てくるのを待っている」と指摘。「この日はポルトガル、 きのうは日本の支援姿勢が焦点となった。かなり相場の変動が大きく なるだろう。しかし現在のところは前向きなようだ」と述べた。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュー ヨーク時間午後5時21分(日本時間13日午前7時21分)現在、2.3 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の83.8bp。

ポルトガルは12億5000万ユーロ(約1363億円)の国債入札を実 施。13日にはスペインとイタリアが入札を予定している。日本政府は 欧州連合(EU)の欧州金融安定ファシリティー(EFSF)債を継 続的に購入する可能性があると、事情に詳しい政府関係者2人が明ら かにした。EUの行政執行機関、欧州委員会のレーン委員(経済・通 貨担当)は12日のブリュッセルでの講演で、EFSFを「強化し、そ の活動範囲を広げるべきだ」との見解を示した。

CMAによれば、米消費者向けブランド品メーカー、サラ・リー のCDSスプレッドは3日連続で過去最高を更新し、38bp上昇の

273.6bpとなった。

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