米PIMCOグロース氏がホイットニー氏と対立-地方債の見通しで

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)で世界最大の債券ファンドを運用す るビル・グロース氏は、地方政府の破綻多発はないと指摘し、著名銀 行アナリスト、メレディス・ホイットニー氏とは異なる見解を示した。

グロース氏は12日、ブルームバーグテレビジョンの番組「イン ビジネス」で、「地方における破綻件数は最終的に低い水準になる」と 述べ、「破綻が多発するという考えには同意しない」と語った。

一方、2008年の米シティグループの減配を正確に予想したホイ ットニー氏は同日これに先立ち、経済専門局CNBCの番組で、州政 府の財政が向こう半年で悪化する中、地方債市場からの「資金流出」 が加速すると指摘した。同氏は先月、年内に50-100件の「大規模な」 地方債デフォルト(債務不履行)が見られ、金額ベースで計「数千億」 ドルに達すると予想していた。

グロース氏(66)はまた、連邦議会の助成がない限り、州政府の 財政は緊迫した状態が続くとの見方も示した。

メレディス・ホイットニー・アドバイザリー・グループの創業者 であるホイットニー氏(41)は、州・地方自治体政府で100万人余り の失業を見込んでいると言明。「これまでのところ数十万人だが、今春 にかけて最大規模の人員削減が見られるだろう。回避するのは困難な 状況だ」と指摘した。

米労働省の先週の発表によると、市や町、郡など地方自治体の昨 年12月の職員数は0.1%減の1420万人と、06年9月以来の低水準。 州政府はほぼ変わらずの520万人だった。

ホイットニー氏は、コメントを求める電子メールにこれまでのと ころ返答していない。

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