米ダラス連銀総裁:金融政策は「国家財政の病の治療薬」にあらず

米ダラス連銀のフィッシャー総裁 は、金融政策は「国家財政の病の治療薬」ではないと指摘した上で、 連邦議会は財政赤字の削減と企業の成長を促進する優遇措置の創設に 注力すべきだとの考えを示した。

フィッシャー総裁(61)は12日、ニューヨークで講演し、「財政 健全化に至る過程で、われわれが金融政策を通じてできることには限 りがある」と説明。「米連邦準備制度理事会(FRB)は多くの措置を 講じた」と語った。

連邦公開市場委員会(FOMC)は先月14日、6月末までに計6000 億ドルの米国債を買い入れる措置の継続を決定。FOMC議事録によ れば、当局者は景気回復が本格化し、米失業者1500万人の多くが再就 職するまで、資産購入を続ける可能性が高いことを示唆した。

フィッシャー総裁は聴衆の質問に対し、自らの政策スタンスにつ いて「インフレに対するタカ派を自負」していると明言。その上で、 物価上昇の急激な加速が差し迫っているとの懸念はないと述べた。

-- Editors: Kevin Costelloe, Christopher Wellisz

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: Caroline Salas in New York at +1-212-617-2314 or csalas1@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Christopher Wellisz at +1-202-624-1862 or cwellisz@bloomberg.net

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