ノムラ・インターの元社員に禁固7年、英国で65億円の詐欺行為

【記者:Lindsay Fortado】

1月12日(ブルームバーグ)野村ホールディングス傘下のノ ムラ・インターナショナルの元バイスプレジデントは、英国で企てた 5000万ポンド(約65億3000万円)の詐欺行為により、禁固7年の 判決を受けた。

ロンドンの刑事裁判所は元ノムラのマシュー・ヒンズ被告(36) と共犯者のガネンドラン・スブラマニアム被告(34)に判決を言 い渡した。警察当局が12日明らかにしたところによると、両被告 は11週間にわたる裁判で有罪の判決を受けた。スブラマニアム被 告は11年の刑に言い渡された。

警察によると、スブラマニアム被告は2007年に、幽霊会社「ア ストロブリッジ」を買収するとして前金を支払い、その後ヒンズ被 告とともにロンドンの不動産を購入するための「数千万ポンド」の 住宅ローンを得ようとした。ヒンズ被告は野村の社名入りの用紙で、 アストロブリッジが億万長者の商品トレーダーの経営で4億ドル (約330億円)の収入があるとした文書を偽造し、貸し手候補に 送付したという。

警察によると、アストロブリッジという会社の所有者は詐欺に ついて知らなかった。野村は両被告が偽造した銀行保証を受け取っ た相手からの書簡で計画に気付き、内部調査を経て警察に通報した という。

野村は発表文で「2007年にヒンズ被告の行動を発見して直ち に、警察など関係当局に通報した」とし、「以来、全面的に捜査に 協力してきた。詐欺の企みはヒンズ被告が個人として行ったもので、 野村の事業とは何らかかわりがない」と説明した。

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