キャメロン英首相:銀行の税金は11%増に-賞与めぐる批判をけん制

キャメロン英首相は銀行の支払 う税金が今年11%増えることを明らかにした。銀行の高額賞与制限 に向けた取り組みに失敗したとの批判をけん制した格好。

キャメロン首相は12日、英議会で、銀行が今会計年度(2011 年3月終了)支払う税金は約200億ポンド(約2兆6000億円)と、 昨年度の180億ポンドから増えると述べた。これには利益に対する法 人税と所得税が含まれる。一方、昨年の賞与への特別税による収入お よび、今年の銀行バランスシートへの課税は含まれない。

首相は「われわれが望むのは銀行の支払う税金が増えることであ り、それが実現することになる」と言明。「銀行の税金が増え、融資 も伸び、賞与は減るという形になることを望んでいる」と述べた。

キャメロン首相率いる連立政権は、銀行の高額報酬を抑制できな かったとして野党・労働党の批判を浴びている。

労働党のミリバンド党首は、銀行が事実上減税を受けていると指 摘。同党が政権を握っていた当時に導入した賞与課税では35億ポン ドの税収入があったが、現政府の銀行税では今年度、12億5000万 ポンドの税収入にとどまっているためと説明している。

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