アイスランド:景気とCDSの改善、安全な投資対象の証し-財務相

アイスランドのシグフスソン財務 相は、国内経済の持ち直しと国債保証コストの危機前の水準への低下 はアイスランドが安全な投資対象であることの証しだと表明した。同 国は資本市場からの資金調達の準備を進めている。

同相は11日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、 「アイスランドは多くの面で重要な転換点にある」と述べ、同国の実 状を示せば「安全な資金の融資先であることを説得するのに十分だと 考えている」と付け加えた。

アイスランドは2008年に金融システムの崩壊に伴い国際通貨基 金(IMF)からの救済を余儀なくされたが、クレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場での国債CDSスプレッドは昨年11月以 降スペインを下回る水準にあり、ポルトガルについても昨年8月以来 下回っている。

シグフスソン財務相は、投資家との関係の「正常化」を望んでい ると説明、国内銀行システムが崩壊する半年前の08年4月の水準にあ るCDSスプレッドが同国の実状を示していると指摘した。

さらに「アイスランド経済はプラス成長に戻りつつあり、国際金 融市場に復帰する準備を真剣に始める時期にあると捉えている」と言 明、「長期的な展開は極めて前向きで、アイスランド国債のCDSスプ レッドは銀行危機よりかなり前の水準と並ぶか、それよりも低くなっ ている」と続けた。

アイスランド統計局が先月7日発表した昨年7-9月(第3四半 期)の国内総生産(GDP)は前期比1.2%増と、2年ぶりのプラス 成長となった。

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