インドの11月鉱工業生産指数:2.7%上昇に減速-予想下回る

インドの昨年11月の鉱工業生産 は、伸びが鈍化した。それでも、食料品価格が大幅上昇してインフレ が加速しており、インド準備銀行(RBI、中央銀行)は今月の金融 政策決定会合で利上げを行う可能性がある。

インド中央統計機構が12日発表した11月の鉱工業生産指数は前 年同月比2.7%上昇と、前月の同11.3%上昇(改定値)から伸びが 鈍化した。ブルームバーグ・ニュースが集計したエコノミスト30人 の予想中央値では同6.6%上昇が見込まれていた。

インフレ圧力に直面するRBIのスバラオ総裁は7日、鉱工業生 産統計が消費の力強さを反映しているかどうか「疑問」があるとの見 解を示した。食料品価格の急上昇を受け、シン首相の経済諮問委員会 のランガラジャン委員長は同日のインタビューで、「RBIは物価を注 視し、厄介な状況が続けば何らかの行動が求められる」として利上げ の必要性に言及した。

IDBIギルツのエコノミスト、ナムラタ・パディー氏(ムンバ イ在勤)は統計発表前に、「潜在的な成長力は非常に強く、変動の大き い鉱工業生産統計はそれを反映していない」と指摘。「物価圧力の再燃 で、中銀は今月利上げするだろう」と述べた。

インドの鉱工業生産指数は昨年5月以降の振れが大きく、同月に 前年同月比12.2%上昇となった後、伸び率が6月は7.2%、7月は

15.1%、9月には4.4%と上下し、10月には再び加速していた。

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