米JPモルガンCEO:地方政府の破綻増加へ-地方債投資に警鐘

米銀JPモルガン・チェースのジ ェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、米国の地方政府の 破綻が増加するとの見通しを示し、2兆9000億ドル(約241兆円) 規模の地方債市場への投資に警鐘を鳴らした。

ダイモンCEO(54)は11日にサンフランシスコで同行が主催 したヘルスケア関連会議で、「地方政府の破綻が既に6、7件発生し ている」と述べ、「残念ながら、さらなる破綻を目にすることになる と思う」と語った。

デトロイトやペンシルベニア州ハリスバーグなどの地方都市の 破綻観測が強まっている。ただ、法律事務所チャップマン・アンド・ カトラー(シカゴ)の破綻処理業務責任者、ジェームズ・スピオット 氏によれば、破産法適用申請件数は2009年の10件から10年は5件 に減少した。昨年の最大の破綻はサウスカロライナ州の有料道路運営 会社で、負債は3億ドル(約250億円)強だった。

ワシントンの調査団体センター・オン・バジェット・アンド・ポ リシー・プライオリティーズの昨年12月16日付のリポートによれば、 米国の各州は約1400億ドルの財政赤字に直面する。

ダイモンCEOは同会議で「地方債市場の投資家なら非常に慎重 になるべきだ」と語った。

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