アンディ・ウォーホルの作品で、 昨年死去した米俳優デニス・ホッパーが1970年代に銃弾を撃ち込んだ ことで知られる中国の毛沢東元主席の肖像画(版画)が11日、クリス ティーズ・インターナショナルがニューヨークで開いたオークション で30万2500ドル(約2500万円)で落札された。

手数料込みのこの価格は、予想最高落札額(3万ドル)の10倍以 上に上った。この作品は、クリスティーズのオークションに出品され たホッパーの遺品である200点以上の美術品のうちの1つ。ホッパー は昨年、前立腺がんのため74歳で死去した。

顔を青く塗られた毛沢東の肖像画の版画を落札したのは投資バン カーのアメド・カーン氏。電話による応札者数人に競り勝ち、初めて ウォーホルの作品を手にした。

カーン氏は「この作品については何年も前から耳にしていた。歴 史を物語る素晴らしい作品だ」と述べた。クリスティーズによると、 ホッパーは嵐の夜に本物の毛沢東と見間違え、この版画に銃弾を2発 撃ち込んだ。

ホッパーの遺産を管理するアレックス・ヒッツ氏は「うれしい驚 きだ。デニスはこの作品をとても気に入っていた」と語った。

このほか、ウォーホル作の米女優マリリン・モンローの肖像画の 版画が20万6500ドルと、予想の4万-6万ドルを大きく上回る価格 で落札された。

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