スギH株が8カ月ぶり高値、調剤好調で業績上振れ期待-子会社も改善

ドラッグストアや調剤薬局などを チェーン展開するスギホールディングスの株価が続伸。前日比4.8%高 の2060円と、2010年5月11日以来、約8カ月ぶりの高値を付けた。 医師の処方せんを必要とする調剤事業が好調に推移しているほか、子会 社群の採算改善も進んでおり、今期(11年2月期)業績の上振れ期待 が高まった。

スギHLDが11日の取引終了後に公表した10年3-11月期連結 決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比12%増の94 億円だった。グループで50店を新規出店し、総店舗数は前期末から35 店純増の760店となった。調剤や医薬品を中心とするファーマシー事業 が伸びた。同社事業戦略室長の笠井真氏は、利益額は社内の計画値を大 幅に上回っていると指摘、子会社群の赤字幅縮小がその主因だと話す。

前期(10年2月期)に12億3200万円の営業赤字だった治験事業 は「赤字額を2億円程度に縮小できる」というほか、同じく営業赤字だ った飯塚薬品(今期中に連結子会社のスギ薬局と合併)については、 「今期黒字転換のめどが立った」と笠井氏は述べている。

ブルームバーグ・データによると、担当アナリスト7人のスギHL Dの今期営業益予想の平均は122億円。会社計画の112億円を9%上回 る。日興コーディアル証券は11日付で同社株の目標株価2200円と投資 判断「中立」を継続した。

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