タクトホム株が今年初の下げ、売上高計画据え置き-反動売り膨らむ

首都圏を地盤に戸建て住宅販売を 手掛けるタクトホーム株が6営業日ぶりに反落と、今年初めて下げた。 分譲住宅の販売は足元で好調だが、2011年5月期の売上高見通しを従 来予想通りで据え置いたことが嫌気された。前日まで連日で昨年来高 値を更新していたため、反動売りも出やすく、前日比5.8%安の9万 8900円まで売られた。

立花証券の平野憲一執行役員によると、低金利に加え、政府の住 宅取得減税政策の追い風の下、「業績が良いのは分かっていた。上方修 正が既定路線であっただけに、売上高計画が増額されなかった点に着 目されやすく、利益確定売りのきっかけになっている」という。

タクトホムは11日、6-11月(上期)の単体純利益が前年同期 比2.3倍の24億円だったと発表した。不動産分譲事業の販売棟数が、 計画より40棟多い950棟となったことが奏功。同時に、今期(11年 5月期)の単独純利益予想を34億円から40億円に16%引き上げたほ か、年間配当予想についても従来比500円増の1株当たり3500円とし た。売上高見通しは前期比28%増の600億円と、従来予想通り。

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