米政府、GMからの出資引き揚げを優先-納税者のリターン最大化より

【記者: Jeff Green】

1月11日(ブルームバーグ): 米国は、自動車メーカー、ゼネラ ル・モーターズ(GM)に投じた公的資金回収でリターンを最大化す ることよりも、残る保有株を手放すことを優先する方針だ。オバマ政 権の自動車作業部会の首席顧問を務めるロン・ブルーム氏が明らかに した。

ブルーム氏は11日、デトロイト自動車ショーで記者団に対し、政 府は半年間のロックアップ期間終了後に残りのGM保有株5億株を売 却する計画をまだ完了していないことを明らかにした。

ブルーム氏は「GM株を手放すことは、時間をかけて適正なリタ ーンを確保することとのバランスを保つ必要がある」とした上で、 「ただ、『実行可能になったらすぐに』という言葉も引き続きモット ーであり消えていない。5億株を売却する方法を模索すべきだ」と指 摘した。

同氏は、破産法を適用したGMとクライスラー・グループ の前身会社の事業再編を手助けする作業部会を率いた。GMは昨年11 月の新規株式公開(IPO)で約231億ドル(約1兆9000億円)を集 め、政府の出資比率は61%から約33%に低下した。

同氏は「できるだけ早期にGM株保有から脱却する方針を固めて いるが、投げ売りはしない」と強調した。

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