サイゼリヤ株反落、ブーム反動と費用増で9-11月利益急減

イタリア料理店をチェーン展開す るサイゼリヤ株が4営業日ぶりに反落。テレビ番組で取り上げられ、低 価格メニューのブームが起きた前年同期の反動で既存店販売が苦戦して いるうえ、労務費などコストもかさみ、昨年9-11月(第1四半期) の連結決算は大幅な減益となった。収益懸念の売りが優勢となり、前日 比3.8%安の1622円まで下げた。

同社が11日に発表した9-11月の連結純利益は前年同期比53%減 の9億3300万円。経営企画室の潮田淳史・財務部長によると、ある程 度予想はしていたが、「テレビ番組の影響で前年同期に客数が大きく増 えた反動から既存店販売が落ち込んだ」という。既存店売上高は前年同 期比8.5%減だった。12月も前年同月比7.4%減と苦戦が続いている。

また、「社員定着率の向上により想定ほど退職者が出ず、社員増加 で労務費がかさんだ」と潮田氏。このほか、新店舗の初期投資、猛暑の 影響などによる光熱費の増加、会計基準変更に伴う資産除却債務の特損 計上も利益を圧迫したという。

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