米サーモ・フィッシャーが2部門売却へ、計10億ドル-関係者

世界最大の検査・分析機器メー カー、米サーモ・フィッシャー・サイエンティフィックは、2つの実 験室試験部門の売却を目指している。サービスより製品を重視した取 り組みの一環で、両部門の売却額は最高10億ドル(約830億円)に 上る可能性がある。事情に詳しい関係者3人が明らかにした。

関係者の1人によれば、サーモ・フィッシャーはアシーナ・ダイ アグノスティクス部門の売却に関するアドバイザーとしてゴールドマ ン・サックス・グループを起用。同部門は6億-7億ドルで売却され る可能性がある。同社はまた、ランカスター・ラブズの売却のアドバ イザーにバークレイズ・キャピタルを採用した。同部門の売却額は2 億-3億ドルと見込まれている。

サーモ・フィッシャーのマーク・キャスパー最高経営責任者(C EO)は11日にサンフランシスコで開催されたJPモルガン・ヘル スケア会議で投資家に対し、機器やソフトウエアなどの製品が売上高 の約3分の1を占める一方、サービス収入は全体の約15%にとどまり、 容器やチューブなどの消耗品が約50%に上ると説明した。2009年の 年間売上高は101億ドルだった。

アシーナはマサチューセッツ州に本拠を置く参照試験所で、神経 障害の検査サービスを手掛ける。ランカスター・ラブズはペンシルベ ニア州に本拠を置き、製薬会社やバイオ製薬会社、環境関連企業向け の研究サービスを提供している。

サーモ・フィッシャーとバークレイズ、ゴールドマンの広報担当 はいずれもコメントを控えている。

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