昨年のロンドン一等地の住宅賃貸料、過去3年間で最大の上昇

ロンドンの一等地の住宅賃貸料 が昨年、過去3年間で最も上昇したことが、英不動産ブローカー、ナ イト・フランクの調査で分かった。物件数が減少する中、雇用市場の 改善で需要が高まったことが理由だ。

ナイト・フランクのまとめた指数によると、チェルシーやナイツ ブリッジ、メイフェアなどの地区の昨年10-12月(第4四半期)の 賃料は、前年同期比で約16%、前期比で2.2%上昇した。

住宅価格の下落を受け、物件を売却する代わりに賃貸に出す所有 者が増えたことから、賃貸料は2008年3月から09年6月までに 20%低下したが、ここ1年半には回復している。英土地登記所の統計 によると、住宅ローン融資の削減や物件不足で不動産販売は過去10 年間の平均を30%下回っている。

同社住宅調査責任者、リアム・ベイリー氏は「購入希望者の多く がなお、持ち家に居住することができず、代わりに賃貸を考える必要 が生じている」と指摘。また、ロンドンの「雇用状況が09年時点よ りも大幅に改善している」ことが、賃貸需要を押し上げていると説明 した。ナイト・フランクによると、それでもロンドン中心街の賃料は 08年3月に付けたピークをなお5%下回っている。

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