原油流出油井「事実上の責任者」はBPエンジニアのガイド氏-報告書

米国史上最大規模の沖合原油流出 事故を引き起こしたマコンド油井を監督するチームの「事実上の責任 者」が英BPのエンジニア、ジョン・ガイド氏だったことが、米大統 領が設置した委員会の調査報告書で示唆されている。

BPディープウォーター・ホライズン原油流出事故調査委員会が 11日発表した380ページに及ぶ報告書では、ガイド氏の名前が14回に わたって記載され、回数はBPの他のマネジャーや幹部よりも多かっ た。幹部の中には昨年10月に辞任に追い込まれたトニー・ヘイワード 前最高経営責任者(CEO)も含まれる。

報告書は、流出事故を防止できた可能性がある設計面の要素を拒 否した責任はガイド氏にあると指摘。当局が同様の見解を示したのは この報告書で2回目となる。米沿岸警備隊と内務省は昨年、BPなど 油井に関与していた企業の組織構造を解明するため公聴会を開催。報 告書はこれを受けて発表された。

エネルギー関連企業にリスク管理を助言するブルックシャイア・ アドバイザリー・アンド・リサーチ(シカゴ)の創業者、ジャンナ・ バーン氏は「最終的にどこに責任があるのかを解明するため関与した 企業全てについて詳細な調査が進められている」と指摘。「これだけの 規模の組織の内部で誰がいつ、何をすべきだったかを解明するのは非 常に困難だ」との見方を示した。

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