GCAサヴィアン:今期3年ぶり復配へ、「メガ案件」進行中

独立系M&A(合併・買収)助言 会社GCAサヴィアングループは、今期(2011年12月)に3年ぶり に復配する方針だ。大型M&A案件が進行中で手数料収入の増加で利 益が膨らむ。創業メンバーの佐山展生取締役(57)が明らかにした。

今期について佐山取締役は、一例として「手数料ベースで10億円 以上のメガ案件が走っており、早ければ3月にも成約する」との見通 しを示した。その上で配当について「期待してもらっていい」と強調 した。手掛けている具体的な案件名や配当額については言及を控えた。

リーマン・ショックの影響を受けた前々期にGCAサヴィアンは、 純損失を計上して無配に転落した。前期も9カ月累計で3億4700万円 の純損失になっており、通期でも利益水準は低かった(純利益は1億 円程度の見通し)もようだ。予想では未定としている配当は出しにく いとしている。

西村あさひ法律事務所の岩倉正和弁護士は、日本企業関連のM& Aは世界的な資金余剰や円高で「昨年が底で今年は増加に転じる」と 予想した。ブルームバーグ・データによると、昨年の日本企業のM& A総額は前年比21%減の9兆3600億円と4年連続で減少した。うち GCAサヴィアンは1824億円を手掛け、助言額順位で23位だった。

助言額首位は野村ホールディングスが4年連続でトップだった。 2位はJPモルガン、大和証券グループ本社、モルガン・スタンレー、 UBSが続いた。GCAサヴィアン株は一時前週末比で10%超の値上 がりとなり、午前終値は7800円(8.3%)高の10万2000円だった。 上場している東証マザーズ市場で値上がり率3位になった。

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