ブラジル株:続伸-金利先高観後退と日本のEU発行債購入計画を好感

11日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が続伸。市場関係者の間で金利先高観が後退したほ か、欧州連合(EU)の欧州金融安定ファシリティー(EFSF)が 発行する債券を日本政府が購入すると表明し、世界の景気回復を後押 しするとの見方から商品相場が上昇したことが材料。

食品小売りで同国最大手のブラジレイラ・ジ・ディストリブイサ ン・グルーポ・パン・ジ・アスーカルなど、与信拡大の恩恵を最も受 ける銘柄が上昇。金属と原油価格の上昇を受け、鉄鉱石生産で世界最 大手のヴァーレとブラジル石油公社(ペトロブラス)も高い。ウジミ ナスを中心に鉄鋼株にも買いが集まった。

ボベスパ指数は前日比0.4%高の70423.44で終了。同指数構成銘 柄のうち値上がりは46銘柄、値下がりは19銘柄。通貨レアルは0.3% 高の1ドル=1.6837レアル。

レメ・インベスチメントスの運用担当者ジョアン・ペドロ・ブル ガー氏は、日本の計画が「市場に好感された」と指摘。また、「住宅建 設を中心とする一部セクターは中銀が利上げサイクルを開始するとの 見方から若干、打撃を受けたが、向こう数年間のブラジル経済のファ ンダメンタルズ(基礎的諸条件)に沿って持ち直すはずだ」と述べた。

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