NY原油(11日):1週間ぶり高値-政府委員会が業界改革を勧告

ニューヨーク原油先物相場は続 伸。メキシコ湾で起きた英BP油井での原油流出について、米政府調 査委員会は政府規制および石油業界の慣行全体の「改革が急務」とす る最終報告書を発表。これを受けて原油先物は1週間ぶり高値に押し 上げられた。アラスカ横断パイプラインの送油停止で製油所への供給 が危ぶまれていることも引き続き買い材料となっている。

政府委員会は深海油田の掘削は内務省に置かれる独立機関に監 督させるべきだと勧告した。一方、8日に起きた原油漏れでアラスカ 横断パイプラインの送油が停止されて以来、ノースロープ地域での石 油生産の大半がまひしている。

PFGベストの調査部門バイスプレジデント、フィル・フリン氏 (シカゴ在勤)は、「政府委員会の報告を受けて相場は一気に上昇し た」と指摘。「資源開発が一層困難になり、原油の供給が少なくなる との懸念が広がっている」と説明した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物2月限は前日 比1.86ドル(2.08%)高の1バレル=91.11ドルで終了。終値ベ ースでは3日以来の高値。この1年間では10%値上がりしている。

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