EU:今年のストレステスト、対象に流動性追加を検討へ-関係者

欧州連合(EU)の規制当局は、 銀行のストレステスト(健全性審査)について、今年は対象を資本だ けでなく、流動性にも広げてそれぞれ実施することを12日に検討す る予定だ。協議に詳しい関係者が明らかにした。

同関係者によると、欧州銀行監督機構(EBA)の当局者はロン ドンで、EU全域で今年実施する健全性審査に金融機関が提出する必 要のある情報の種類について決定する。資本に加え流動性の審査も盛 り込まれる可能性がある。当局者はまた、責任者が年内に正式決定す るまでの臨時議長も選定するという。協議が非公開であることを理由 に匿名で発言した。

昨年実施の健全性審査では、審査結果で新たに必要とされた資本 はわずか35億ユーロ(約3780億円)と、アナリスト予想を大幅に 下回ったことから批判された。アイルランドが金融混乱に陥ったこと を背景に、欧州委員会は今年のストレステストの対象に流動性を含め ることを推し進めている。

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