ベルギー財務相、計画以上の歳出削減を表明-国債利回り急上昇で

ベルギーのレインデルス財務 相は、計画以上の歳出削減の方針を表明した。7党による連立協 議が不調に終わったことを受けて国債利回りが上昇したことか ら、投資家の懸念沈静化を図った格好だ。

レインデルス財務相は、暫定政権が財政赤字を対国内総生産 (GDP)比で4%未満に引き下げる計画だと述べた。現行目標 は4.1%。同財務相によると、ベルギーの2010年の財政赤字は GDP比で4.6%と、予想以上に縮小した。公的債務の規模はG DPの約97%に拡大したものの、予想よりは小幅だった。

同財務相は10日遅くにブリュッセルでインタビューに応じ、 「これらの数字は」欧州連合(EU)の欧州委員会と合意した「安 定協定よりも良好だ」と指摘し、「幾つかの措置を講じることに より2011年もこの方向を維持する」と付け加えた。具体的な数 値は明らかにしなかった。

この日の債券市場で、ベルギー10年債利回りは7ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の4.29%を付けた。ブ ルームバーグのデータによると、これは2009年6月以来の高水 準。ブリュッセル時間午前10時47分(日本時間午後6時47分) 現在、ドイツ10年債に対するプレミアム(上乗せ利回り)は143 bpと、ブルームバーグがデータ集計を開始した1993年以来の 高水準。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE