華南投資:リムジン事業から鉄鉱石採掘へ転身狙い豪上場-初日は上昇

収入の大半をリムジンサービス事 業が占める香港の上場企業、華南投資控股は11日、オーストラリア証 券取引所に上場した。同社は豪州の鉄鉱石開発会社2社を計約10億豪 ドル(約820億円)で完全買収することを目指している。

バミューダ諸島を拠点とする華南投資控股の同市場での株価はシ ドニー時間午後2時8分(日本時間同零時8分)現在、公開価格比15% 上昇し23豪セントで取引されている。同社は2006年以降、利益を上 げていない。同社は豪ブロックマン・リソーシズとフェロオースに出 資しており、シドニー市場への上場は、両社の全株式を買収する提案 の一環。

華南投資控股は中国に鉄鉱石を供給する鉱山会社への転身を目指 しており、ブロックマン・リソーシズとフェロオースを買収すれば、 豪州のピルバラ地区で両社が進める鉄鉱石プロジェクトを支配できる。 両社の取締役会は、華南投資控股の株式価値に関する懸念を理由に買 収提案を拒否した。華南投資控股の香港市場の11日の株価は0.6%高 の1.65香港ドル。

ルイス・キャピタル・マーケッツ(香港)のM&A(企業の合併・ 買収)裁定取引担当責任者、グレゴリー・ラフィット氏は「華南投資 控股はまだ鉱山業の専門企業ではないので、若干常軌を逸した感じが する」と指摘。「2-3年のうちに何が起こるか分からない。鉱山業が 流行でなくなる可能性もあり、そうなればこの企業の戦略は崩壊する だろう」との見方を示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE