米大型株が世界の株式をけん引へ、リターンは縮小-フィッシャー氏

富豪で投資家のケネス・フィッシ ャー氏は2011年の株式相場見通しについて、米大型株が世界の株価の けん引役になるだろうとの見通しを示した。ただ、約2年間の上昇相 場を受けてリターン(投資収益率)は縮小すると予想している。

米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和策や予想を上回る決 算発表を受け、米S&P500種株価指数は09年3月の安値から88%上 昇。一方、同期間のMSCI新興市場指数の上昇率は134%、米小型 株の指標であるラッセル2000指数は130%とS&P500を大幅に上回 った。

米フィッシャー・インベストメンツ(カリフォルニア州ウッドサ イド)で410億ドル(約3兆4000億円)の運用を統括するフィッシャ ー氏(60)は、ブルームバーグテレビジョンの番組「サーベイランス・ ミッドデー」のトム・キーン司会者とのインタビューで、「米株式相場 は世界の他の地域を上回る」と予想。投資家は小型株と新興市場から 離れ、米国株に向かうとの見方を示した。

ブルームバーグのデータによれば、発表済み利益に基づくS&P 500種の株価収益率(PER)は15.9倍で、ラッセル2000指数の34.8 倍の約半分。1995年以来の中央値はそれぞれ19倍と29.9倍となって いる。

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