スター精株急落、コンポ部門の不振長期化を警戒-GS証目標株価下げ

工作機械や小型プリンタなどを手 掛けるスター精密の株価が一時、前営業日比7%安の869円と急反落。 2010年7月1日(10.5%安)以来、約半年ぶりの日中下落率を記録し た。コンポーネント(部品)部門の赤字が続いており、事業の先行きが 警戒されている。

ゴールドマン・サックス証券の播俊也アナリストは10日付の投資 家向けリポートで「コンポ部門の収益改善が当面の課題」と指摘。来期 (12年2月期)の連結営業利益予想を33億円から32億円に、再来期 (13年2月期)も49億円から47億円に減額した。目標株価は従来の 900円から870円に引き下げた。

スター精が7日に公表の10年3-11月期の連結決算は、本業のも うけを示す営業損益が5億5200万円の黒字と、前年同期の29億円の赤 字から大きく改善した。主力の工作機械事業の営業損益が8億9600万 円の黒字に転換したほか、特機事業の営業利益も3.3倍の6億1500万 円に増えて貢献した。

一方、コンポ事業は3億4000万円の赤字だった。播アナリストは 同事業について、「現時点では携帯向けの落ち込みを車載向けなどで補 い切れておらず、営業黒字転換の時期も不透明」と分析している。

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