米ヘッジファンドの小麦買い越し、昨年9月以来の高水準に-悪天候で

米ヘッジファンドが保有する小麦 の買越残高が昨年9月以来の高水準に増加した。オーストラリアやア ルゼンチンが悪天候に見舞われ、穀物が被害を受け世界の供給が逼迫 (ひっぱく)する恐れがあるためだ。

米商品先物取引委員会(CFTC)の週間建玉報告によると、ヘ ッジファンドなど大口投機家が保有する小麦の買い越しは4日時点で 3万8938枚。前週比では6.6%増加し、昨年9月21日終了週以来の高 水準に達した。

ヘッジファンドが売り越しとなっていた11月30日以降、シカゴ 商品取引所(CBOT)の小麦先物相場は12%上昇している。世界4 位の小麦輸出国である豪州が記録的な豪雨に見舞われたため収穫が遅 れ穀物輸送に支障が出たほか、品質も低下した。大豆とトウモロコシ 相場も上昇し、3日には2年5カ月ぶりの高値に達した。

ニューエッジUSA(シカゴ)の穀物調査担当ディレクター、ダ ン・セカンダー氏は「豪州の天候が懸念材料となっており、何より小 麦相場はトウモロコシの上昇に追随している」と指摘した。

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