良品計画株7カ月ぶり高値、9四半期ぶり増益で最悪期脱出

「無印良品」ブランドの製造・販 売を行う良品計画の株価が一時、前営業日比6.9%高の3795円と5連 騰。2010年5月以来、約7カ月半ぶりの高水準に値を戻した。経費圧 縮や海外子会社の好調などで、10年9-11月期(第3四半期)の連結 営業利益は前年同期比4%増の49億円となった。9四半期ぶりの増益 転換となるため、業況好転を受けた買いが優勢となっている。

UBS証券では7日付の投資家向けリポートで「最悪期を脱した」 とコメント。今期(11年2月期)の連結営業利益予想を118億円から 129億円に、来期(12年2月期)も118億円から134億円にそれぞれ増 額した。目標株価も従来の3000円から3600円に引き上げた。

守屋のぞみアナリストは「金融危機以降続いてきた減益基調からよ うやく脱したものの、自律的な再成長を見通すには、商品力向上による 売上シェア拡大や成長余地の大きな海外展開の加速が必要」と指摘、投 資判断は「Neutral(中立)」で継続した。

7日公表の9-11月期の連結決算は、売上高が前年同期比4%増 の445億円、純利益が同17%増の30億円だった。国内直営店の既存店 売上高は同4%減と低迷したが、海外事業は好調に推移した。広告宣伝 費の圧縮などで収益性を高めた。

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