ホンダ、「シビック」復活目指す-米小型車市場で競争激化

1973年以来、米国で小型車の代 表的存在となっているホンダの「シビック」が、ここ数十年で最も厳 しい競争に直面している。韓国のヒュンダイモーターカンパニー(現 代自動車)や米国のライバル各社が燃費性能を一段と向上させ、デザ インを一新したモデルを投入しているからだ。

ホンダはデトロイトで10日に開幕した北米国際自動車ショーで、 9代目となる次期シビックのデザインコンセプトモデルを発表した。 同社の米現地法人アメリカン・ホンダモーターのジョン・メンデル執 行副社長によると、向こう数カ月以内に発売予定の次期シビックは、 ハイウエー走行時の燃費が1ガロン当たり40マイル(1リットル当 たり約17キロメートル)「前後」となる。

自動車コンサルティング会社、カー・ラブのエリック・ノーブル 社長は「シビックは古くからホンダを代表するモデルで、同社の車種 の多くが精彩を欠く中でも輝きを失っていない貴重なモデルの一つだ」 と指摘。「利益を出せる主要ブランドの中でもいわば小型車の代表であ り、収益面でもシビックの成功を維持する必要がある」と語った。

ホンダは小型軽量化など、デザインの変更で次期シビックの発表 を半年以上遅らせたが、それによって先月発売された現代自のコンパ クトカー「エラントラ」(2011年型)をかわせる可能性もある。同車 の燃費も1ガロン当たり40マイルだ。

ホンダは2012年型シビックについての詳細をあまり明らかにし なかった。現行モデルの燃費は1ガロン当たり34マイルで、販売価 格は1万5805ドル(約131万円)から。エラントラは1万4830ド ルから設定されている。

米国の小型車販売はガソリン価格の変動に伴いこの3年間上下し たが、ホンダや現代自、トヨタ自動車は10日、今年は小売り燃料価 格が上昇するとの見通しを踏まえ小型車の需要が伸びるとの予想を示 している。

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