ブラジル財務相:レアル上昇は終息へ-SWFの通貨デリバティブ容認

ブラジルのマンテガ財務相は、通 貨レアルが2年で37%高と急伸した上げ相場が終わると考えており、 ブラジル当局がデリバティブ(金融派生商品)市場でドル買い・レア ル売りを実施すれば損失を出さずに済むだろうと語った。

10日の官報によれば、ルセフ政権は政府系ファンド(SWF)に 為替デリバティブの取引を承認。同相はこれを受けて発言したものの、 自身の為替見通しに関する理由について詳しく話さなかった。

レアル高阻止に向けて当局がスワップ取引を行うかどうかの質問 に対し、マンテガ財務相は記者団に「レアルが強含むことはないと確 信している」とコメント。「もしレアル相場の上昇がなく、われわれが リバーススワップ取引をしたら、少しも損失は生じないだろう。利益 が出る場合すらあり得る」と語った。

BNPパリバの中南米担当ストラテジスト、ディエゴ・ドナディ オ氏によると、当局が為替市場への介入を行う可能性があるとトレー ダーらが予想する中、レアル相場は過去5営業日のうち4日間下げて いる。サンパウロ時間10日午後5時24分現在(日本時間11日午前4 時24分)現在、レアルは0.4%安の1ドル=1.6903レアル。

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