鉄鉱石や石炭の海上運賃、02年以来の低水準に低下か-船舶供給が過剰

今年は大手鉱山会社の利益が過去 最高水準に達し、商品相場は3年連続で上昇するとの見方がアナリス トの間で高まっているが、原材料を輸送する海運会社の運搬レートは 2002年以来の低水準に落ち込みそうだ。

ブルームバーグがファンドマネジャーやアナリスト8人を対象に 実施した調査の中央値によると、鉄鉱石や石炭などを運搬するケープ 型のリース価格は今年34%下落し、1日当たり平均2万2000ドルとな る見通し。前回この水準に落ち込んだ当時は、鉄鋼や電力業界で利用 される鉄鉱石と石炭の最大の消費国である中国の経済規模が現在より 75%小さく、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のGSCI 商品指数は現行水準を67%下回っていた。

世界最大の船舶ブローカー、クラークソンによると、鉄鉱石と石 炭の海上貿易量は今年、初めて20億トンを超えると予想されるが、こ の7%の増加では船舶の供給過剰を解消できない見込み。ブルームバ ーグの調査によれば、今年供給されるケープ型船舶は約200隻で、総 数は18%増加するとみられている。

2010年10-12月(第4四半期)の運搬レートの平均は1日当たり 3万4913ドルと、前期比で33%上昇した。

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