伊フィアット:独VW保有のMANとスカニア株取得に関心

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イタリアのフィアットからスピン オフ(分離・独立)されたトラック・トラクター会社フィアット・イ ンダストリアルは、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)がトラック メーカーの独MANとスウェーデンのスカニアの持ち株を売却する場 合、それらを取得することに関心がある。2人のフィアット幹部が明 らかにした。

フィアットのセルジオ・マルキオンネ最高経営責任者(CEO) は、デトロイトでの北米国際自動車ショーで、「もしVWがトラック関 連資産の売却を望むなら、われわれは買い手候補となる可能性がある」 と語った。MANとVWの広報担当者はそれぞれコメントを控えた。

欧州最大の自動車メーカーであるVWは、フィアットの「アルフ ァロメオ」ブランドの買収に関心があることを繰り返し表明してきた。 同社のマーティン・ウィンターコーンCEOは、北米国際自動車ショ ーで記者団に対し、アルファロメオは「素晴らしく、また興味深い」 会社だと語った。

フィアットのジョン・エルカン会長は、「VWは乗用車業界での野 心を明確に示してきた」と指摘。VWがそこに照準を絞って注力しよ うとするなら、MANとスカニア株を取得して「支援することに当社 は関心がある」と述べた。一方、マルキオンネCEOは、アルファロ メオは売却対象ではないと、従来の方針をあらためて示した。

VWはMANの株式29.9%を保有し、スカニアの議決権を70.9% 握っている。MANとスカニアは開発・部品調達コストの削減に向け た協力や合併の可能性を探っている。

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