NY金(10日):反発、欧州の債務懸念が再燃-逃避需要が復活

ニューヨーク金先物相場は反発。 週間ベースで、昨年7月以来最大の下げとなっていた先週の流れが変 わった。ポルトガルとスペインの国債入札を控え、欧州の債務危機が 長期化するとの懸念が再燃した。

欧州のソブリン債をデフォルト(債務不履行)から保証するコス トはこの日、過去最高に跳ね上がった。ポルトガルは12日、スペイ ンはその翌日に国債を入札する。昨年はギリシャとアイルランドの救 済でユーロが対ドルで6.5%下げたのを背景に、金は30%値上がり した。

インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズ(シカゴ)の ヘッドディーラー、フランク・マギー氏は、「ふと見渡すと、欧州に 関する心配の種はまだそこにある」と語る。「また救済ということに なれば、欧州通貨から金属へ資金流出が起きるだろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 2月限は前営業日比5.20ドル(0.4%)高の1オンス=1374.10ド ルで終了した。先週は3.7%下げていた。

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