英国債(10日):2年債が下落-キャメロン首相のインフレ発言で

英国債市場では、2年債相場と 5年債相場が下落。消費者物価の上昇でイングランド銀行(英中央銀 行)が市場予想よりも早く利上げを余儀なくされるとの見方が浮上し た。

キャメロン首相は9日、最近のインフレ水準は「懸念材料だ」と の認識を示した。エコノミストの間では、英中銀が13日の政策決定 会合で債券購入プログラムの規模を維持し、政策金利を据え置くとみ られている。

モニュメント・セキュリティーズの債券アナリスト、マーク・オ ストワルド氏(ロンドン在勤)は、「インフレを問題視する前日のキ ャメロン首相の発言に幾らか反応があったのは明らかだ」と述べ、 「利上げが以前予測されていたよりも早い時期に実施されるリスクが わずかに高まったことを相場は示している」と続けた。

ロンドン時間午後4時22分現在、2年債利回りは前週末比5ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し1.25%。5年債 利回りは4bp上昇の2.35%。10年債利回りは3.51%と、前週 末からほぼ変わらず。

英インフレ率は昨年11月に3.3%と、前月の3.2%から加速 し、9カ月連続で政府目標上限の3%を上回った。

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