トヨタ:ファミリー志向の「プリウス」発表、日産やGMをけん制

トヨタ自動車はハイブリッド車 (HV)「プリウス」の需要増加を狙い、同ブランドを拡大を図って いる。プリウスは過去10年間、代替動力を利用した自動車として売り 上げトップの座に付けており、トヨタは環境車の代表格としての地位 を脅かすライバル勢に対抗する。

トヨタによると、同社は10日、デトロイトで開催の北米国際自動 車ショーで現行のHVよりも大型のワゴンタイプの「プリウスV」を 発表する。同社はこのほか、2012年までに投入するとすでに発表済み のプラグイン型プリウスと、プリウスとしては4番目のモデルとなり 得るコンセプトカーも披露する。

ユニオン・オブ・コンサーンド・サイエンティスツのシニアエン ジニア、ジム・クリーシュ氏は、「ワゴン・ミニバン市場では子供3 人を乗せて荷物も積めるような魅力的なHVが求められている」と指 摘。「トヨタが新たな分野に乗り出すなか、プリウスのブランド希薄 化を避けることが課題になる。プリウスとは何たるものかという大衆 の認識に見合うよう燃費効率を良くすることだ」と述べた。

1997年の日本での投入以来、トヨタはプリウスを世界で200万 台以上売り上げた。このうち米国での販売台数は2000-10年に95 万5438台。日産自動車や米ゼネラル・モーターズ(GM)は昨年12 月にそれぞれ発売した電気自動車「リーフ」や「ボルト」により、ト ヨタのHVよりも一歩進んだテクノロジーを求める米消費者の取り込 みを狙っている。

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