香港株(10日):続落、ハンセン大幅安-中国のインフレ抑制策を警戒

香港株式相場は反落。中国当局 がインフレ抑制で一段の措置を取るとの懸念から売られ、指標のハン セン指数は約2週間で最大の下げとなった。

中国本土の電力会社、華潤電力(チャイナ・リソーシズ・パワ ー・ホールディングス、836 HK)が2.4%安。中国銀行(香港) (2388 HK)は3.2%下げた。香港の不動産会社、ハンルン・プロパ ティーズ(恒隆地産、101 HK)は2.3%下落。

一方、中国最初の民間銀行である中国民生銀行(1988 HK)は

2.1%上昇。上海で私募による増資を実施し約215億元(約2700億 円)を調達する計画が好感された。

ハンセン指数は前週末比159.37ポイント(0.7%)安の

23527.26で終了。45銘柄中39銘柄が下落。上昇は6銘柄だった。 前週までは3週連続で週ベースの上昇だった。ハンセン中国企業株 (H株)指数は前週末比0.9%下落し12806.59。

HSBCグローバル・アセット・マネジメントのマクロ・投資戦 略担当の世界責任者、フィリップ・プール氏(ロンドン在勤)は、 「インフレはアジアの新興市場で引き続き懸念材料だ」と指摘した。 中国社会科学院(CASS)の研究員、劉煜輝氏は10日の中国証券 報に掲載した論説で、今年1-6月(上期)の中国インフレ率が高止 まりするようならば、中国人民銀行(中央銀行)は0.5ポイントの一 連の利上げを検討するべきだとの見解を示した。

中国最大の保険会社、中国人寿保険(2628 HK)は1.7%安。中 国の銀行大手、中国工商銀行(1398 HK)は1%下落した。

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