伊フィアット:クライスラーへの出資比率を25%に引き上げ

更新日時

イタリア最大の自動車メーカー、 フィアットは、同業の米クライスラー・グループへの出資比率を 25%に引き上げた。クライスラーが業績に関連した3つの目標のう ち1つを達成したことに伴う措置。

フィアットの10日発表によると、クライスラーが米国内でフィ アット製エンジン「FIRE」をベースにしたエンジンを製造する許 可を当局から得たことを受け、フィアットはクライスラー株を追加で 5%取得した。

フィアットはクライスラーが2009年に実施した事業再建計画の 一環として株式20%を取得した。クライスラーが北米以外での売り 上げなどの目標を達成した場合、フィアットは今年、クライスラー株 15%をさらに取得する見込みだ。クライスラーは昨年10月にミシガ ン州ダンディーにあるエンジン工場で4気筒エンジンの製造を11月 から開始すると発表していた。

フィアットによるクライスラーへの出資比率引き上げを容認する 目標として、北米以外での売り上げのほかに、フィアットの技術をベ ースに1ガロン(約3.8リットル)当たりで40マイル(約64キ ロメートル)走行する自動車の商業化が設定されている。

フィアットは、クライスラーが米国とカナダの両政府からの融資 の返済を完了した後、同社への出資比率を51%まで引き上げるオプ ションを保有している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE