欧州株(10日):下落、債務危機の拡大を懸念-エスプリト銀が安い

欧州株式相場は下落。企業買収の 活発化が好感されたものの、域内の債務危機が拡大する可能性がある との懸念に打ち消された。

ポルトガルが救済要請を余議なくされるとの報道を背景に、同国 のエスプリト・サント銀行が5.9%下げた。

一方、デンマークの食材会社、ダニスコは24%の大幅高。米デュ ポンがダニスコを58億ドルで買収することで合意したことが手掛かり。 英医療機器メーカーのスミス・アンド・ネフューは9.5%高。同社が ジョンソン・エンド・ジョンソンからの70億ポンドの買収案を拒んだ との英スカイニューズ報道が好感された。

ストックス欧州600指数は前週末比0.9%安の278.48と、先月 30日以降で最大の値下がり。前週は1.9%上げていた。

ドイツ銀行(ロンドン)の世界戦略責任者、ジム・リード氏は電 子メールで、「救済が相次がない場合、2011年はリスク資産にとって 極めて悪い年となるとみている」と述べ、「周辺国の国債入札をめぐ る懸念とポルトガルの悪材料で圧力が高まった」と語った。

10日の西欧市場では、デンマークを除く17カ国で主要株価指数 が低下した。ポルトガルのPSI-20指数は1.6%安と、昨年8月以 来の安値を付けた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE