米経済、二番底に陥るリスク「かなり低い」-NY連銀トレーシー氏

ニューヨーク連銀のエコノミスト、 ジョセフ・トレーシー氏は、米経済が再び景気後退(リセッション) に陥る可能性は低いとの認識を示した。金融および財政による景気刺 激策が一因という。

NY連銀総裁の上級顧問でエグゼクティブバイスプレジデントの トレーシー氏はコネティカット州ハートフォードで講演。講演原稿に よると、同氏は「米経済が二番底に陥るリスクは現在かなり低いよう にみえる」と述べた。

その上で、「こうした楽観の強まりは、ブッシュ前政権が導入し た減税措置の延長での譲歩や、最大6000億ドルの米国債を購入する という米連邦公開市場委員会(FOMC)の決定、ホリデーシーズン 中の力強い小売売上高を一部反映している」と語った。

同氏は米経済が今年は改善する可能性が高く、雇用の伸びが加速 するだろうと予想。成長は継続する公算だが、住宅市場は「今後数年 は経済成長を抑制する向かい風になる」との見方を示した。

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