グロース氏:「著しい債券弱気相場」は予想していない

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)のビル・グロース氏は、債券の強気 相場終了を見込んでいると述べた。ただ、それは著しい弱気相場の始 まりではないとの認識を示し、経済成長や政府の刺激策が広範な雇用 の伸びにつながっていないことを理由に挙げた。

米労働省がこの日発表した12月の雇用統計によると、非農業部門 雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比10万3000人増加と、 ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値(15 万人増)を下回った。家計調査に基づく12月の失業率は9.4%と、 2009年5月以来の低水準。グロース氏は、米国債利回りは「じりじり と上昇するが、大幅な上昇ではない」と述べた。

同氏はブルームバーグラジオとのインタビューで、「状況は改善 しており、先に実施された刺激策や今後の実施が見込まれる刺激策の おかげで改善している」と指摘。「しかし、それは必ずしも雇用に反 映されているわけではない」と続けた。

さらに、政府の支援なしに企業の採用を促進するほどの経済成長 にはならないとし、議会もオバマ米政権も新たな歳出プログラムを打 ち出すことに消極的だと話した。

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