新日鉄:インドで自動車鋼板合弁、タタと契約-400億円投資

新日本製鉄とインド鉄鋼最大手のタ タ・スチールは7日、インドに自動車用鋼板製造・販売の合弁会社を設立 することで正式契約したと発表した。成長が期待される同国の自動車市場 の需要拡大を見込み、約400億円を投じて冷延鋼板の生産ラインを建設 する。

合弁会社の資本金は87億インドルピー(約160億円)で出資比率 は新日鉄が49%、タタ・スチールが51%。タタ・スチールの製鉄所内 に年産60万トンの連続焼鈍設備を建設し、2013年度の生産開始を目 指す。

新日鉄がインドで合弁会社を設立するのは初めて。会見した内田 純司常務はインドに生産拠点を持つことについて「インドは鉄鋼原料 が豊富だ。資源高が続く中、インド企業とパートナーとしてやってい くのは安定性、競争力の上で有利」と指摘。中近東や欧州などへの輸 出拠点となりつつあるインドでの自動車用鋼板の生産に期待を示した。

タタ・スチールのセン副社長は「インドの自動車産業は年率15- 20%程度で成長している。タタ・スチールは自動車鋼板のシェアトッ プ企業として40%のシェアを持っており、これからも成長していきた い」と述べた。

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