アジア株:下落、利益の伸び上回る株価上昇を懸念-サムスン電子安い

【記者:Shiyin Chen、Jonathan Burgos】

1月7日(ブルームバーグ):7日のアジア株式相場は下落。MS CIアジア太平洋指数は今週の上昇分を吐き出した。韓国のサムスン 電子の暫定決算が減益となったことで、企業の利益成長を上回るペー スで株価が上昇しているとの懸念が強まった。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時現在、前日比

0.3%安の137.62。

BGCパートナーズのセールスマネジャーの、ジェイミー・カウ ツ氏(シンガポール在勤)は「アジア株がもはや割安でないのは確か だ」と指摘。「株価上昇につながる絶好の経済統計が米国発で示され る必要がある。そうなれば、中国の金融引き締めや欧州ソブリン債危 機をめぐる根強い懸念が和らぐことにつながろう」と語った。

テレビ・薄型スクリーン世界最大手の韓国サムスン電子は1%安。 昨年10-12月(第4四半期)の営業利益が前年同期比13%減の3 兆ウォン(約2200億円)となったのがきっかけ。アナリストを対象 に集計した調査の平均は3兆3000億ウォンと見込まれていた。同社 株価は3日には過去最高値を記録していた。半導体開発で台湾最大手 の聯発科技(メディアテック)は5.1%安。12月の売上高の減少を 嫌気された。

日経平均株価の終値は前日比11円28銭(0.1%)高の1万541 円4銭。

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