中国:融資枠廃止か、与信抑制で預金準備利用拡大も-専門家

中国当局は融資枠を廃止し、専ら預 金準備率の調整を通じて与信の伸びを抑制する方向に動いている可能 性があるとシティグループとみずほ証券アジアが指摘した。

中国証券報は、中国人民銀行(中央銀行)が月ベースで銀行別に 預金準備率を設定する可能性があると報じた。この報道に関連し、み ずほの香港在勤エコノミスト、沈建光氏が6日遅く電子メールでコメ ントを寄せ、シティの北京在勤エコノミスト、ケン・ペン氏は7日の インタビューで発言した。

沈氏は「人民銀が再び融資枠制度を撤廃しようとしているのは明 らかだ」と指摘。預金準備率の利用拡大は「銀行融資を抑制する有効 な手段となり得るが、実施は困難を伴うだろう」との見方を示した。

中国の2010年の銀行融資は、政府が掲げる目標の上限7兆5000 億元(約95兆円)を超える公算が大きい。融資額は昨年1-11月期 に目標枠の99%に達していた。政府は約2年ぶり高水準にあるインフ レ率と不動産バブル抑制を目指している。

ペン氏によると、人民銀は銀行がウェルスマネジメントや他の簿 外商品に抜け道を見いだせる融資枠が果たす役割を制限したい考えと みられる。人民銀当局は預金準備率を活用することで、マネーサプラ イ(通貨供給量)をより効果的に抑制できる可能性があると同氏はみ ている。

--Paul Panckhurst, Li Yanping. Editors: Lily Nonomiya, Chris Anstey

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 野崎 ひとみ Hitomi Nozaki +81-3-3201-3549 or hnozaki1@bloomberg.net Editor: Kanta Watanabe,Ryoji Uchida 記事に関する記者への問い合わせ先: Paul Panckhurst in Hong Kong at +852-2977-6603 or ppanckhurst@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Paul Panckhurst in Hong Kong at +852-2977-6603 or ppanckhurst@bloomberg.net

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