経財相:CPI基準改定後も1年通じてゼロ目指す

海江田万里経済財政担当相は7日午 前の閣議後会見で、消費者物価指数(CPI)の今夏の基準改定がC PIの押し下げ要因になるとの見方が市場などに出ていることについ て、市場の見方は理解していると述べた上で、改定後もCPIを1年 通じてゼロにすること目指すとの考えを示した。

経財相は、総務省による基準改定は「前から決められていたこと だ」と指摘し、「改定が恐らく押し下げ要因になるとの市場での見方が 多いことも理解している」と語った。その上で、「改定は粛々としなけ ればならない。粛々とした上で、やはり目標として、来年度は年間を 通じ、プラスマイナスゼロだ」との考えを示した。

政府は、昨年12月22日に閣議了解した2011年度の経済見通しで、 CPI上昇率をゼロ程度と見込む。ただ、これは同年度中に実施され る5年に1度の同指数の基準改定の影響は織り込んでいない。経財相 は、改定がどの程度影響あるか見通しでは反映されていないとした上 で、「プラスマイナスでゼロは目標としては掲げる」と重ねて説明した。

民間エコノミストは、CPIが基準改定で05年基準に比べ0.3 から0.5ポイント程度押し下げられる可能性があるとしている。

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