米カンザス州の冬小麦:凍結被害のリスク高まる-作況は14年で最悪

米カンザス州の冬小麦の作況が、 数カ月に及ぶ乾燥した天候の影響で少なくとも過去14年で最悪となっ ており、平年より凍結の影響を受けやすい状態にあるとの見方を、カン ザス州立大学の農学者、ジム・シュロイヤー氏が示した。

シュロイヤー氏によると、気温がセ氏マイナス12度を下回ると地 表から1インチ(約2.5センチメートル)から2インチの深さまで冷気 が達し、冬眠期にある小麦が被害を受ける可能性がある。民間気象予報 会社ワールド・ウェザーによれば、カンザス州北西部の産地では過去 90日間の降水量が平年を25%下回った。同州は米最大の冬小麦の産地。

シュロイヤー氏はカンザス州からの電話インタビューで「空気が非 常に乾燥しているため、湿っている場合とは対照的に寒気が地中深くに 達する」と指摘。「地表が雪に覆われず乾燥した状態で寒さが続けば、 警戒が必要だ」と述べた。

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