千代建株急落、カタールのガスプロジェクト受注獲得は日揮

総合エンジニアリング企業大手、千 代田化工建設の株価が急落。ブルームバーグ・ニュースは6日、韓国・ 現代重工業と日揮がカタールのバルザン・ガス処理プロジェクトの建設 を受注したと報道、同受注の失注から今期(2011年3月期)の受注目 標未達懸念が高まっている。

株価は一時前日比9.2%安の770円と、09年10月26日(13%)以 来、約1年2カ月ぶりの日中下落率を記録した。売買代金も午前9時 48分時点で64億円超に膨らみ、東証1部売買代金上位に入っている。

受注企業については、カタールの石油大臣が6日、ドーハで発言し た。ゴールドマン・サックス証券の境田邦夫アナリストは6日付リポー トで、同プロジェクトについて、「千代建にとって今期の最重要案件 (受注額は1500億-2000億円と推定)であり、仮に失注した場合、今 期の会社側の受注高目標4500億円の達成は困難になる」と指摘した。

同氏は、中東経済専門誌「MEED」の報道を受けて、株式市場で は「千代建の受注に対する期待値が高くなっていたように感じる」とし ている。

一方、日揮株は前日比1.8%高の1852円まで上げた。

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