サムスン電子10-12月:営業利益13%減-TV収益懸念強まる

テレビ・薄型スクリーン世界最大 手、韓国サムスン電子の昨年10-12月(第4四半期)の営業利益は アナリスト予想を上回る大幅な減少となった。これを受け、テレビ が今年一段と値下がりし、同社の収益を圧迫するのではないかとの 懸念が強まった。

同社が7日発表した暫定決算によれば、営業利益は前年同期比 13%減の3兆ウォン(約2200億円)となった。前年同期は3兆4400 億ウォンだった。ブルームバーグ・ニュースが過去28日間にアナリ スト13人を対象に集計した調査の平均では3兆3000億ウォンと見 込まれていた。

アナリストによれば、テレビ事業の赤字が響きサムスンがこの 1年余りで最低の営業利益となったことを受け、アジアの株式市場 で同社をはじめエレクトロニクス株が下落。KBアセット・マネジ メントのファンド・マネジャー、ソン・ソンヨプ氏によると、消費 者はまだ3D(3次元)映像やインターネットに対応したテレビへ の買い替えに踏み切っていないため、サムスンは今年もテレビのさ らなる値下がりに直面する可能性がある。

同氏は「消費者の需要が必要だ」と述べる一方で、「非常に革新 的な機器が現れない限り消費者は新製品を買わないだろうが、そう した機器は現在のところ市場に見当たらない」と指摘した。

サムスンの株価は一時、1.7%安の91万4000ウォンと、日中取 引として昨年12月20日以来の安値を付けた。ソウル時間午後零時 11分(日本時間同じ)現在、1.3%安の91万8000ウォン。

サムスンは月内に発表する監査済み決算について、営業利益が 暫定値から最大で2000億ウォン増減する可能性があるとしている。 暫定決算は純利益や部門別業績を公表していない。

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