米チェサピーク債の保証コスト低下、債務削減計画発表で

6日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、天然ガス生産で米2位のチェサピー ク・エナジーの社債保証コストがこの8週間余りで最低の水準となっ た。同社が今後2年で長期債務を25%削減する計画を発表したことが 手掛かり。

オーブリー・マクレンドン最高経営責任者(CEO)は6日の発 表資料で、資産を売却し、2012年末までの増産率目標を従来の最大 40%から25%に縮小するなどの方針を示した。ただ、債務圧縮のため に増資は行わない方針だという。

クリムゾン・キャピタル・トレーディングのシニア・ポートフォ リオ・マネジャー、マイケル・クラフト氏は、同社債保証コストの低 下について、「CEOの発表に対する反射的な反応だ」と指摘。「同 社をめぐるさまざまな利権があり、多くの人がそれに関与しているの は明らかだ。相当なボラティリティが見られることになるだろう」と 述べた。

CMAによると、チェサピークのCDSスプレッドは24.6ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の335.2bp。昨年5月 には545.9bpを付けていた。

米企業の社債保証コストは2日連続で上昇。株安に加え、ギャッ プやターゲットなどの小売企業の昨年12月の既存店売上高がアナリ スト予想に届かなかったことが響いた。マークイット・グループによ れば、北米企業の信用リスクの指標であるマークイットCDX北米投 資適格指数のスプレッドは3.7bp上げて86.7bpと、昨年11月23 日以来の大幅上昇。スプレッド上昇は通常、投資家心理の悪化を、低 下は心理の改善を表す。

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