ブラジル株:反落、中銀のレアル高抑制策発表で銀行株が安い

6日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が反落。同国中銀が通貨レアルの上昇に歯止めをかけ るため、国内銀行のドル売り持ち高に対し預託金制度を導入すると発 表したことから銀行株が売られ、市場関係者の間で金利先高観が高ま った。

中銀の発表を嫌気し、時価総額でブラジル最大の銀行、イタウ・ ウニバンコ・ホールディングを中心に金融株はここ6週間で最大の下 げ。衣料小売りのロジャス・レナーと化粧品メーカーのナトゥラ・コ スメチコスなど小売株も安い。当局がインフレ抑制に向け利上げを迫 られるとの見方が材料。

ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルの中南米担当ス トラテジスト、トニー・ボルポン氏(ニューヨーク在勤)は顧客向け リポートで、「ブラジル当局がインフレと為替のどちらを主なマクロ経 済リスクとして選ぶか、残念ながら決定できていないために、通貨高 と高インフレ、高い実質金利という次善の組み合わせの政策が続くだ ろう」と指摘した。

ボベスパ指数は前日比0.7%安の70578.83で終了。同指数構成銘 柄のうち値下がりは51銘柄、値上がりは15銘柄。BM&Fボベスパ 小型株指数は同0.6%安の1431.13。通貨レアルは0.8%安の1ドル=

1.6869レアル。

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